失恋したわけじゃないよ。
Moin Moin,
”失恋したから髪を切る”
なんて、今でもあるんでしょうか。
はい、私2年以上ほったらかしにしていた髪を切ってきました。
え?何で急に?って??
暖かくなってきたから。
イメージチェンジしたいから。
なんて素敵な理由では全くございません。
”Wir kaufen deinen Zopf.”
あなたのおさげ買います。
と言う張り紙を見たからです。
ん?おさげ?買います?
(Zopfとはおさげのことです)
これはWin Winではないですか!!
髪を切ってくれるわ、買ってくれるわ。もう至れり尽くせりですよ。(この時点で多少の勘違いが発生していることを彼女はまだ知らないのである)
緊張しながらも、期待に胸を膨らませお店の中へ。
私の髪でも買ってもらえるのか(長さや状態)見てもらい、OKが出たのでそのまま予約。いろいろ説明してくれたのですが、ドイツ語があまり身についていないため80%の理解で店を後にした私。(残りの20%が最も重要な内容だった)
そして今日。予約日。
「うわ~美容院久しぶりなんですよ~」とか言いながら散髪台へ。
切る長さを決めた後、シャンプーをしてもらいました。
めちゃくちゃ気持ちよかった・・・
なんて幸せなんだろう。こんな気持ちよかったっけ?と考えている間に終了。
いよいよ断髪です。
どきどきどきどき
ザクッザクッザクッ
あれぇ~?
「では、切りますよ。準備はいいですか?」
とか無いのぉ~~?
まぁいいか。掛け声があったところで私の髪は戻ってこない。
あっという間に切り離されたZopf・おさげが完成。
つたないドイツ語で一生懸命世間話をしている間に、カット、ブローをしてくれ新しいChammaTが完成しました。
まずは、カット前
伸び放題ですね~ そして、毛先傷んでますね~
カット後です。
軽くなりました!!
しかし、パッツンだ・・・海外によくいる女性の髪形みたいになっちゃった・・・
こうしてください。って見せた感じと違うなぁ。まぁしょうがないよね。
で、いよいよお会計です。
100グラム13ユーロ(約1600円)って言ってたからなぁ。どのくらいになるのかな~
「これ、シャンプーとリンスです。」って試供品を二つくれて
「では、またね。」って。
あれ?なんか忘れてない??
はい、私勘違いしてました。
おさげをどこかでカットして、持ってきたら100グラム13ユーロで買ってくれるということでした。そして、ここでカットする場合は無料でカットしますと。
あ、そういうことだったのね。
まぁ、理解出来ていなかった私が全てわるーござんす。
すっきりしたし、無料でカットしてくれたし、私の髪が誰かの役に立つって考えたら結果オーライです。