ChammaTの日記

何かしら違うことが起きている毎日。

瀬戸内国際芸術祭2019 作品鑑賞+島を感じる

Moin Moin,

 

皆さん、

【瀬戸内国際芸術祭】

って聞いたことありますか?

 

瀬戸内海に浮かぶ12の島と2つの港(高松、宇野)を拠点に開催される現代アートの祭典のことだ。

 

なんと3年に1度しか開催されない。

 

今年は開催される年にあたる。

 

私は芸術のことはよくわからない。

この絵はうまいな。とか、細かい彫刻だな。と感心する程度である。

現代アートとなると更にわからない。

 

そんな私がこの祭典と出会ったのは9年前。

兄の元妻がまだ妻であった頃一緒に行かないかと誘われたのだ。

よく分からなかったが、島に行くのは興味があったので行ってみた。

 

行った先は直島。

フェリーに乗り遅れそうになり、甥が乗ったベビーカーを全速力で走らせたのはいい思い出である。

 

正直、色々まわったと思うのだが9年も前のことだ。海の見えるレストランでランチを食べたことしか思い出せない。

あと、移動のバスの中で抱っこしていた甥が私の腕の中でう○ちをしたこと。

 

それから3年が経ち、当時求職中だった私は仕事の情報誌を読み漁っていた。

そんな中、目に止まったのが

 

《瀬戸内国際芸術祭2016 募集:電話案内業務》

 

おっ!!

何かおもしろそう。やってみよう!と思い応募。

無事に採用され、私も関係者の一員になることができた。

 このことがきっかけで瀬戸内国際芸術祭について詳しくなった。

 

  • 開催場所

直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・沙弥島(春のみ)・本島(秋のみ)・高見島(秋のみ)・粟島(秋のみ)・伊吹島(秋のみ)・高松港周辺・宇野港周辺・

 

  • 開催期間

一年中開催されているわけではなく、

春会期・夏会期・秋会期 と三期に別れている。

各会期にしかない限定の島、作品もある。

春会期4月26日~5月26日 夏会期7月19日~8月25日 秋期間9月28日~11月4日

 

  • 移動手段

島まではもちろん船。

小型のものもあればフェリーもある。ちなみに私のお気に入りは、男木島、女木島行きの“めおん号” 赤い色が特徴的。

島内では、バス、タクシー、レンタサイクル、レンタカー、徒歩など様々。フェリーで自家用車を運んだ場合は車。小豆島など大きい島に行く場合は移動が大変なので車があると便利。

ただ、期間中は物凄い人がやってくる。特に夏休み。人気の島となると積み残しが出るケースがある。そんな時は時間が勿体無いので違う島へ行くことも可能。

 

  • お得な情報

『船でまわる??そんなことしてたら移動費バカにならないんじゃない??』

そんな方にはこちら!

 

共通乗船券

こちらの商品、期間中、限られた航路にはなるがなんと!8航路3日間乗り放題。

大人(中学生以上) 2,500円 子供(小学生) 1,250円

前売りもあり 大人2,200円、子供1,100円で購入出来る(2019年4月25日まで)

 

 

『作品鑑賞も有料でしょ??』

YES or NO.  無料で鑑賞できる作品もあり。

ただ、見たい作品がほとんど有料で合計額が大変なことになる!

そんな方にはこちら!

 

作品鑑賞パスポート

こちらの商品、期間中、芸術祭参加作品(施設)を鑑賞することが可能なチケット。

全会期に有効な《3シーズンパスポート》と1会期のみに有効な《会期限定パスポート》がある。

一般 4,800円 16歳~18歳 3,000円 15歳以下は一部の作品と施設を除いて鑑賞無料

一般のみ前売りがあり、1,000円引きの3,800円で購入出来る(2019年4月25日まで)

 

 

 

 

私も3年前この作品鑑賞パスポートを購入し勉強がてら何島かまわった。

 

1番印象に残っている島は“大島”

この島はハンセン病回復者の国立療養所があり、作品鑑賞だけではなく、ガイドを通じて島の歴史を学ぶことが出来る。

 

ボランティア不足で豊島に出動したこともある。

作品の管理、接客などを行ったのだが作品のすぐそばに畑があり、農作業をしている島の方とお話しをする機会も持てた。

 

夏の暑い日に行った女木島。昔、鬼が住んでいたといわれていることから“鬼ヶ島”とも呼ばれている。そこにある“鬼ヶ島大洞窟” 山の上にあり、バスでも行けるのだが歩いて行った私と友人。暑さにやられたところで入った洞窟はとても涼しくてパラダイスだった。

 

会場の西に位置する粟島では海水浴も楽しんだ。

 

 

このように、芸術だけでなく、人、自然とも触れ合うことの出来る瀬戸内国際芸術祭。

1人でも多くの方が興味を持ってくれたら嬉しい。

 

もっと情報が欲しいと言う方は公式ホームページがあるのでそちらへどうぞ。

 

私、行きます!!と言う方は前々回、前回と発売された“公式ガイドブック”が今回も発売されると思うのでそちらをお勧めする。作品の解説だけでなく、時刻表やお食事処、宿の情報も載っているのでかなり便利だ。

 

私も行きたかったのだが、なんともツキがない。一時帰国し、日本からベルリンに戻って1週間後に春期間が始まるという...なんとも私らしいタイミングのズレようだ。

 

瀬戸内国際芸術祭2019

 

瀬戸内海

左から女木島、男木島、右手前に大島、その上に豊島がはっきり写っている。